公認会計士試験 iPadを取り入れるメリット おすすめのアプリ

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みなさんこんにちは!

ゆうきちです。

本記事では会計士試験勉強においてどのようにiPadを使用してきたかについてまとめていきます。

「iPadで勉強することの何がいいの?」
「必要なiPadのスペックは?」
「おすすめのアプリは?」
「デメリットは?」

この記事を読むことで上記のような疑問を解消することができます。


iPad学習でのポイントをざっくり説明すると

  • 無印iPadの64GB、Appleペンシル第一世代で十分。
  • おすすめのアプリはGoodNotesイルカの暗記シート
  • iPadの利点は復習のしやすさ整理のしやすさ
  • iPadで学習する際は「Night Shift」モードで目の疲労を軽減する。
  • 論文の法令基準集だけは紙媒体で勉強するべき。

私は2020年4月から本格的に公認会計士の勉強を始めました。
2021年12月の公認会計士1次試験(短答式試験)に72.8%で合格し、2022年8月に公認会計士論文式試験を受験しています。

2年と4ヶ月の間、iPadを使用して公認会計士の勉強してきました

まず私はiPadでの勉強をかなり推します。

それは長期間勉強を続けてきて紙でやるよりも多くのメリットがあると感じたからです。

公認会計士の勉強を電子でやるか紙でやるか迷っている方、効果的なiPadの使い方を知りたい方等の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

  • 理系会社員から公認会計士へ
  • 令和4年公認会計士試験合格
  • 令和4年会計専門職大学院成績優秀者卒業
  • 大手監査法人で監査経験あり
  • 勉強法、大学院に関する書籍を執筆

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[ゆうきち]の理系会社員が会計士合格して大手監査法人に内定するまで: -公認会計士合格を目指す全ての方へ-

iPadのスペックとおすすめのアプリ

最初に私が使用していたiPadのスペックとおすすめアプリについてお話ししていきたいと思います。

iPadとApple pencil

私は勉強を始めてからずっとiPad第6世代32GBApple pencil第一世代を使用していました。

なぜ32GBかというと当時出ていたモデルの中で最も安かったからという単純な理由です。

これからiPadを買って勉強を始めたいと思われている方に2つ注意点があります。

まず一つ目に容量は64GB以上をおすすめします。

32GBでも使えなくはないのですが、ダウンロードした答練やテキストの量が増えてくるとたまに動作中のアプリが落ちることがありました。

勉強中にアプリが落ちると結構やる気が削がれます。
現在出ている無印iPadだと最低でも64GBのようなので特に問題はないと思います。

32GBでぎりぎり足りないぐらいだったので、64GBあれば十分かと思います

二つ目に、アップルペンシルです。
勉強にiPadを使用しようと考えている方にとって、これは必須のアイテムです。
テキストや問題集に綺麗で細かい字を書くことができます

感覚的には紙に書いているのとそこまで大差ないほどです。

またアップルペンシルは、第一世代でも十分です。

確かに充電する際にiPadの充電口に刺す必要があり、これが少し手間ではありますが逆にいうとそれ以外に第一世代に特に文句はありません。

充電も急速充電されるため、5分も経たずに充電できます。

勉強の休憩時間を利用して充電すれば特に問題なく使用できます。

アップルペンシルの第二世代を使うためには、無印のiPadではなくiPadAirを購入する必要があるため、少し費用対効果が悪いと思います。

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おすすめアプリ

私はiPadは勉強するために使うと決めていたので、勉強に使うアプリ以外は全て削除していました。
YouTubeやツイッターを入れてしまうと少なからず勉強の妨げになるので全て削除することをおすすめします。

使用していた中でおすすめのアプリは以下の二つです。

・GoodNotes

・イルカの暗記シート

GoodNotes

勉強はこのアプリで行っていました。

紙のテキストでできることは全てできますし、紙ではできないこともできます。

文字の書きやすさにはびっくりすると思います。
色ペン、蛍光ペン、消しゴム、付箋、ファイルも無限に使えます。

また、授業中にメモをしたけどもうちょい上に書いたら良かった..とかあるあるだと思います。
このアプリでは、一度書いた文字の移動も直感的で簡単に行うことができます。

初回1000円掛かりますが、ずっと使えるのでノート、ペン、消しゴム、ファイル代を考えるとコスパはいいと思います。

イルカの暗記シート

このアプリは、暗記をする際におすすめです。

学生の時に緑のマーカーで線を引いて赤い下敷きで隠して暗記するという勉強をしたことがありませんか。

まさにそれが電子上でできるアプリです。

このアプリの良いところは一つのアカウントで複数の端末での利用ができることです。

私は暗記したいものにまずiPadで線を引いてから、その線を引いたものをiPhoneで電車の中や移動中に見て覚えていました。

論文式試験では特に暗記が必要になるので重宝していました。

サブスクリプション制で3ヶ月200円で利用できるので良ければお試し下さい。

iPadを勉強に使うメリット

ここからはiPadを勉強に取り入れるメリットをまとめていきたいと思います。
紙での勉強と比較してそのメリットを考えていきます。

今回は以下の二つの視点からメリットだと感じたことを書いていきます。

・復習しやすい
・整理しやすい

二つに共通していることは時間の削減ができるということです。
会計士試験を難しくしている1つの要素として、科目数がとにかく多いことが挙げられます。

なので不要な時間を削減することは勉強の密度を挙げることに繋がり、合格に直結することだと思います。

復習しやすい

個人的にはこれがiPadを使う一番大きなメリットかと思います。

例えば、問題集を解いていてこの論点はパターンが複数あったな..テキストにまとめてあるページが見たい...
と思うことは1日に何度かあると思います。

紙の場合、そもそもテキストが手元にないと見れません。
テキストがあっても該当のページを探すのに目次から検索して..該当の箇所を見て..とそれだけで5分から10分かかることもあります。

iPadの場合、テキストも全て入っているのでその場で確認できます。
また先ほど紹介したGoodNotesには検索機能があるので数秒でテキストの該当ページに辿りつけます。

ほんの数分の差じゃないかと思う方もいると思いますが、年単位で考えればかなりの差になります。

またテキストにフィードバックする心理的なハードルを下げることができ、復習を後回しにすることを無くせるのも大きいです。

他にもiPadには画面分割機能があります。

テキストを見ながら他の問題集のページを開くこともできますし、紙ではできない同じテキストの複数のページを同時に見ることも可能です。

整理しやすい

公認会計士試験は論文式試験では6科目あるため、テキストや問題集、答練の数がかなり多くなります。

紙だとそのような参考書を整理するだけでも一苦労です。

答練をテキストに反映させようとすると裁断して..パンチングして閉じて..と手間がかかります。

その点iPadだとコピー、貼り付けで数秒でテキストに答練を差し込めます。

情報を一元化、整理することもかなり容易にできます。

デメリットと解消法

iPadを使って勉強する時のデメリットは以下が考えられます。
ここではデメリットを解消するための方法についても少し述べておきたいと思います。

・長時間勉強すると目が疲れる
・ネットワーク環境が必要
・紙での位置記憶

長時間勉強すると目が疲れる

これは地味ですが、結構重要なポイントかと思います。

会計士試験は1日に10時間以上も勉強するので目の疲れは集中力にも影響を与えます。

iPadはどうしても紙に比べると目が疲れてしまいます。

そのデメリット緩和するための方法としてiPadのブルーライトカット機能をご紹介していきます。

iPadには本体にブルーライトカットの機能があります。

「Night Shift」モードという機能なんですが、これをオンにすることでブルーライトがカットされ、画面が暖かい色になります。

具体的な方法としては、
「設定」→「画面表示と明るさ」→「Night Shift」→「時間指定」をオンで0:00~23:59分
に設定する流れになります。

これで常に「Night Shift」モードで使うことができます。

私も変更前は夕方ごろに目が疲れてきていましたが、これに変更してからその疲れもだいぶ軽減されました。

ネットワーク環境が必要

iPad上にあるものであれば問題ありませんが、ダウンロードする際にはネットワーク環境が必要となります。

私は携帯のテザリング機能をよく使っていました。

私はワイモバイルをキャリアとして使用していたんですが、テザリングが無料で使えました。
携帯は誰もが持っているのでテザリングが使えれば特にwifi環境が必須ではなくなります。

紙での位置記憶

紙ではテキストの位置でだいたい覚えることができるので紙の方が記憶するのに効率が良いと考える方もいると思います。

確かにその面はあります。

これは電子で勉強する場合、克服することができない点です。

電子では、その問題だったり、言葉を見る回数を増やすことで記憶に定着させる方法を取らざるを得ないです。

ただ実際テキストを思い浮かべて、あの辺にあの論点が書いてあってその内容が詳細に思い出せるという箇所は何箇所あるでしょうか。

そこまで多くはないと思います。

なので不要な時間を削減して、その分問題を見る回数を増やすべきだと私は思います。

ただ、唯一この理由で紙媒体を使うべきだと考える教材があります。

それは試験用の参考法令基準集です。
これだけは私も実物を使って勉強していました。

法令基準集は本試験会場で配られます。

位置を覚えておけば本試験中も時間をかけずに基準集を引くことができるので、この教材だけは紙を使った勉強が有効です。

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まとめ

私はiPadなしでは勉強できないくらい依存していました。

安い買い物ではありませんが、数年使うことを考えると買う価値は十分あると思います。

使ってない方は、一度使ってみてはいかかでしょうか。

以上で今回の記事は終わります。

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